歯並びを治したい、と思ったら
歯並びを直すための矯正治療は、これまで子どものための治療と捉えられていましたが、最近では矯正治療を希望する大人の方も増えています。見た目が美しくなるだけでなく、歯磨きもしやすくなり、むし歯や歯周病の予防にもつながりますので、歯並びが気になる方は、いずみ野駅近くの「よこやま歯科」に、お気軽にご相談ください。
こんなお悩みありませんか?
- すきっ歯や出っ歯が気になる
- 歯並びの悪さがコンプレックスになっている
- 人と話すとき周囲の視線が気になる
- しっかり咬むことができない
- 食べ物が歯の間に挟まりやすい
- 発音が悪いといわれたことがある
- 口臭が気になる
- 歯磨きがうまくできず、むし歯になりやすい
- 顎が痛くて口をあけられない
よこやま歯科の治療内容
セラミックブラケット
歯の色に近い乳白色のセラミック製のブラケットを歯の表側に接着します。一般的に使用されるメタルブラケットは金属製で目立つため、見た目を気にして矯正治療に踏み出せないという方が多くいらっしゃいます。セラミックブラケットは金属のブラケットに比べて目立ちにくく、金属アレルギーの方でも安心して使えます。
咬み合わせ矯正
歯並びの乱れを「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。不正咬合によるお悩みの多くは「見た目」ですが、問題はそれだけではありません。しっかり咬み合わせられないことで、頭痛や肩こりから不眠、しびれなどさまざまな問題が生じます。当院ではレントゲン写真で、歯の位置や顎の骨格をチェックし、模型を作製して咬み合わせを正確に分析します。
スプリント療法
スプリント療法は、顎関節症の改善に使われる「咬み合わせ治療」の一つです。歯をマウスピースのようなプラスチック製の装置(スプリント)で覆うことで、顎の関節や筋肉にかかる負担を軽くします。顎関節症による痛みがなくても、歯を強く咬みしめる、歯ぎしりなどのクセがある方には、顎関節症予防のためにおすすめする場合もあります。
小矯正(MTM)
部分矯正とも呼ばれ、動かす歯を1?2本に限定して行う、いわゆるプチ矯正です。通常の歯列矯正では歯を全体的に動かすため、最低でも2?3年の治療期間に加えて、後戻りを防ぐための保定期間も必要です。しかし、小矯正なら3~6ヶ月ほどしかかかりません。また、移動させたい歯だけを矯正するため、費用もリーズナブルに済みます。本来は抜かなければならいような歯をできるかぎり残して長く使うことも、小矯正の特長です。
床矯正
床矯正治療は、基本的には成長期のお子さんが対象の治療法です。 歯を抜くのではなく、入れ歯に似た装置によって顎の骨を拡大して、狭い顎には並びきらなかった歯を整えるという治療法です。「よこやま歯科」では、子どもの矯正治療にも対応します。お子さまの歯並び・咬み合わせについてのご相談は、お気軽にどうぞ。
歯並びのチェックをしてみましょう
歯並びが悪いことを「不正咬合」と言います。実は日本人の約80%がこの不正咬合だと言われています。鏡の前に立って口元をご覧ください。歯列矯正をする必要はないと思っている方でも、意識して眺めてみると、思わぬ歯並びの乱れが見つかるかもしれません。
こちらでは、矯正治療が必要になる不正咬合の状態をご紹介します。この機会に、お子さんの歯並びも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
【不正咬合の種類】
不正咬合は、「上下の顎の位置がずれている、骨格の不具合」のものと、「歯と顎の大きさのバランスが悪いため歯の生え方が凸凹している、歯の不具合」のものがあり、さらにそれらが合わさったものなど、さまざまなタイプがあります。
上顎前突
(じょうがくぜんとつ)
上の前歯や歯列が下の歯よりも大きく前に突き出ていている、いわゆる「出っ歯」とよばれる状態です。上顎が成長しすぎたり、下顎の成長が足りなかったり、もともと下顎が小さかったりする場合に起こります。出ているのが前歯だけの場合と、歯列全体の場合、さらには上顎全体が出ている場合もあります。遺伝のほか、上下顎の成長のバランスのくずれ、指しゃぶり、口呼吸などさまざまな原因が考えられます。
下顎前突
(かがくぜんとつ)
下の歯列、あるいは下顎全体が上の歯よりも前に突き出ている状態で、いわゆる「受け口」と呼ばれるものです。「反対咬合」ともよばれる咬み合わせで、下の歯が上の歯より前に出ている状態です。上の歯が後方に傾斜して起こる場合と、下顎の過度な成長・上顎の成長不足など骨格が問題で起きる場合があります。「発音が不明瞭になる」「うまく咀嚼できない」などの影響があります。
上下顎前突
(じょうげがくぜんとつ)
上下の歯列が両方とも前に突出している状態です。唇を閉じにくいため、転倒したときに前歯が折れる可能性が高くなります。唇を咬んでしまうことが多く、口腔内を傷つけてしまいがちです。
すきっ歯
歯と歯の間に隙間ができている状態です。「歯そのものが小さい」「歯に対して顎が大きい」「先天的・後天的に歯の本数が足りない」などの原因が考えられます。見た目が悪いだけでなく、食べ物が挟まりやすいという弊害もあります。
叢生
歯がでこぼこに生えていたり、何本かの歯が捻れたり、本来とは違う場所や重なり合うように生えたりしている歯並びです。「八重歯」がその代表です。顎が小さすぎたり、逆に歯が大きすぎたりして歯の並ぶスペースがない場合になりやすく、日本人には非常に多い不正咬合です。
過蓋咬合
上の歯列が下の歯列にかぶさっている状態です。正面から見て下の歯が見えないほどかぶさっていたり、下の前歯が上の歯ぐきに食い込んだりしていることもあります。食べ物が咬みづらい、発音がしづらいという問題が起こりやすくなります。
交叉咬合
上下の奥歯、または前歯が横にずれて、スライドしたように交叉して咬み合わさっている状態です。前歯の中心がずれている症例が多く、放っておくと、ものを咬む機能が低下するだけでなく、顎が変形して顔に歪みが生じることもあります。
開咬
奥歯を咬み合わせているのに、上下の前歯に隙間が生じてしまう状態です。指しゃぶりや舌の癖などが原因と言われています。前歯で食べ物を咬み切ることが難しく、隙間から空気がもれて発音に支障をきたすなどの影響があります。また、口の中が乾きやすいため、むし歯や歯周病、顎関節症のリスクが高くなります。
院長 横山より
歯並びを気にされている方は少なくありません。しかし、自分の歯は矯正治療が必要な状態なのか、はっきりと認識できず躊躇しておられる方が多いのではないでしょうか。
矯正治療を受けずに悪い歯並びを放置しておくと、将来的にむし歯や歯周病になるリスクが高まります。というのも、歯並びが悪いと歯磨きがしづらいため、どうしても磨き残しが多くなるからです。できるだけ早めに歯並びを治すことが、歯の健康、ひいては全身の健康につながります。
当院では、まず歯の状態をよくしてから歯磨き指導をします。きちんとケアできる歯並びに整えて、むし歯や歯周病になりにくい口腔内環境を保ちましょう。歯並びが気になったら、一度お気軽にご相談ください。